ほんもんぶつりゅうしゅう

2020-12-20 11:50

12月20日の隆宣寺日記

「申し訳ありませんでした」と頭は下げているけれど、実は舌を出している。反省しているように見えて、自分の考えを曲げずに貫こうとする、どこまでも我を張る。そんな態度・姿勢では、何も改まらないし、成長していくこともできません。自分一人で知り得る事、出来るようになる事なんて、ほんの僅かです。「井の中の蛙大海を知らず」という小さな人間のままで終わってしまわないためには、自分から教えを求めるという態度・姿勢が必要で、その際は我を引っ込めないといけません。

 

「教えてもらおう!教えを守るぞ!」という態度・姿勢と正反対で、両立し得ないのが「我を張る、我を通す」という態度・姿勢です。これが改まらない限り、どんなに教えてもらっても、何一つ吸収できないままです。逆に言うと、我を出さず、引っ込めることができれば、ドンドン吸収していけます。そうすれば、教わった分だけ知識は増え、できることも増えていくことができ、その分だけ今までとは違った結果・成果を残せるようになっていけるのです。

 

特に、仏教を信仰するとは《仏様の教え》をいただく、その通りに生きるようにする。ここが最大のポイントであり、これさえできれば誰でも仏に成れる、御利益がいただけます。しかし、どうしても自分の考えや感情などを出してしまう、それを優先してしまうのが人間です。最初から素直に話が聞ける人もあれば、とことん反発する人もあります。それでも人は縁に触れて、色んな出来事によって、心は変わっていくものです。思い立った時には是非お寺にお参りして、素直な心で仏様の教えに耳を傾けてみてください♪

 

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