ほんもんぶつりゅうしゅう

2020-12-14 09:44

12月14日の隆宣寺日記

同じ様に人の話を聞いているように見えても、聞き方の上手・下手があるものです。折角、お互いの時間、限りある人生の一部を使っているのですから、それだけの成果を残すことが大切で「なんの話してはったかなぁ…」では実に勿体無い。そんな態度では、話をしてくださった方に対しても失礼ですし、そもそも、自分の時間、命を無駄にしていると気づかないといけません。

 

人の話を聞く上で大切なポイントは「聞いた話を人に伝える」という意識を持つことです。今、聞いている話を家族や友達に伝える、会社の同僚や後輩に伝える、上司や先輩に報告する。この頭があるだけで聞く態度・姿勢は格段にアップします。大切なポイントを忘れないためにメモを取ったり、理解を深めるために質問をしたりなど。こういった具合に、いつも以上の取り組みが自然とできるようになってくるものなのです

 

もちろん、それが自分自身のためになるということは言うまでもありません。たとえ、差し当たって伝える相手がいなかったとしても、こうしてブログなどにまとめるのも1つです。特に、聞いたことを一言一句変えずに、そのまま伝えるのではなく、自分の言葉にして伝えようとする。その時に、私達は聞いたことを何度も思い出し、より理解を深めて、自分の言葉に変換していきます。そうすることで「ただ聞いて終わり」よりも確実に、聞いたことを身につけていくことができるのです。

 

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