ほんもんぶつりゅうしゅう

2020-12-16 16:49

12月16日の隆宣寺日記

昨日「お寺には道場の役割がある」という話をしました。柔道や剣道、そして仏道においても、思いを起こして入門したからには「道場」に通い、教えをいただき、実際にやってみることが大切。どんなに月謝を払っても、少しも「道場」へ足を運ばなければ何も身につきません。また、どんなに「道場」へ足を運んでも、積極的に学び取る姿勢がないとダメで、予習も復習もしないようでは、どんなに月日が経過しても得られるものは僅かです。そうやって成果が見られないようでは、その「道場」の威信に関わることになります。

 

そもそも「道場」への入門が許された時点で、あなたは「〇〇道場の生徒さん、お弟子さん」です。当然、その「道場」には先生、師匠がいて、これまで継承されてきた大切な教え、道があります。その教え、道を身につける、心と体を鍛える、コツコツと知識を得て、分相応に技術を磨いていく。それでこそ「道場」に入門した甲斐があるものですし、先生や師匠の期待に応えたことになります。もちろん、先生や師匠は、そうなることを目指して、常に生徒、弟子のことを思い続けているものです。そう思えばこそ「道場」へ通うことも、予習・復習に取り組むことも、生徒・弟子のつとめだと言えます。しても、しなくても、どっちでもいいことじゃなく、道場の一員として責任を持ってやるべき事なのです。

 

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